青色申告で節税!フリーエンジニアの節税方法を税理士がわかりやすくご紹介

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フリーエンジニアになったら、青色申告にもチャレンジ!

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フリーエンジニアは青色申告で節税

白色申告と比較した場合、青色申告にはたくさんのメリットがあります。仕入原価や設備投資が少なく、利益率の高いフリーエンジニアのような仕事であれば、青色申告の節税メリットはなおさら大きくなります。青色申告の主な節税効果を項目別にひとつずつ説明します。

青色申告のメリット・デメリット

青色申告のメリット・デメリット 青色申告のメリットとデメリットをきちんと把握しておきましょう。青色申告のメリットは、様々な節税効果です。他業種に比べ、経費が少なく利益率の高いフリーエンジニアにとって、青色申告の特別控除額や、減価償却の特例などは大きな節税効果になると思います。青色申告のデメリットといえば、事務負担の重さです。白色申告でも記帳義務はありますが、簡易簿記という家計簿レベルの記帳で良いとされています。これに比べ、青色申告の場合は、複式簿記による本格的な経理処理を要求されることになります。日々の収支を仕訳記帳しなければならないので、面倒です。 続きを読む

青色申告だと青色事業専従者の給料を控除できる

青色申告だと青色事業専従者の給料を控除できる 営業をして仕事をとって、受注した仕事をこなし、請求や入金確認、経費の支払などの事務処理をして、記帳や領収書管理などの経理事務もこなさなければならない、フリーエンジニアは、やることがたくさんあって大忙しです。営業と仕事だけでも手いっぱいで、ちょっとした事務処理や経理事務は家族に手伝ってもらっているという人も多いのではないでしょうか。その場合、家族だからとボランティアで手伝ってもらうのではなく、家族にもちゃんとお給料を支払いましょう。青色申告の場合、家族に支払ったお給料は全額、経費として計上することが認められています。 続きを読む

青色申告だと3年間に儲けが出た年があっても、赤字分を差し引ける

青色申告だと3年間に儲けが出た年があっても、赤字分を差し引ける フリーエンジニアとして働きだして最初のうちは、まだフリーエンジニアとしての実績もなく仕事が思うようにとれないなど売上が少ない割に、開業資金などの経費がかさみ、事業が軌道に乗るまでは赤字になるケースが多いようです。事業が軌道にのって黒字化してくると当然、税金額も高くなります。その場合、青色申告なら、前年度までの赤字分を繰り越すことができます。赤字を繰り越すための申告を損失申告といいます。開業初年度に赤字決算になると、気分的に落ち込んでしまうこともあるでしょうが、赤字損失を翌年に繰り越すことで、必ず損失は取り返すぞという意欲につながる効果も期待できます。 続きを読む

青色申告だと30万円未満の減価償却資産を一括経費にできる

青色申告だと30万円未満の減価償却資産を一括経費にできる 事業に必要なものを買った支出は経費として計上することができますが、その金額が10万円を超える場合は、資産として計上しなければならないため、経費として計上することができません。10万円を超えるものは資産として計上し、減価償却費という項目で何年かに分けて経費処理していくルールになっています。節税のつもりで年末にパソコンなどを購入したのに、全額経費にできずに計算がくるってしまうというケースもあります。青色申告の場合、30万円未満のものであれば、本来は数年にわけて経費処理する減価償却費を、その年に一括で全額償却できるという特例があります。 続きを読む

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青色申告と確定申告は別物

青色申告と確定申告は別物 確定申告とは、所得に応じた所得税額を確定し税金を納めるまでの手続きをいいます。青色申告とは、青色申告決算書という書類で所得を申告することによって、税制上の特例が認められる制度のことを言い、正確にいうと、青色申告と確定申告は別のものになります。一般的に白色申告といわれる方法では、青色申告決算書に該当する書類として収支内訳書という書類で所得額を申告することになります。収支内訳書を利用する場合は、貸借対照表や損益計算書は不要で、記帳方法も簡易簿記で良いことになっています。

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青色申告だと30万円未満の減価償却資産を一括経費にできる

青色申告だと30万円未満の減価償却資産を一括経費にできる 青色申告ならではの節税対策として活用したいポイントが、減価償却の特例です。10万円以上のものは資産として扱い、減価償却費として数年にわけて経費処理するという税務上のルールがありますが、青色申告の場合は、30万円未満の資産であれば減価償却分をその年に一括で経費処理することが認められています。年間あたり合計で300万円まで認められるため、利益が出た年の年末近くに節税対策で物品購入をする場合などにも、大変便利な特例です。

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意外と知らない?経費として処理できる2点

意外と知らない?経費として処理できる2点 フリーエンジニアになると、業務の一つに経理作業が追加されます。所得や節税対策にも関係するため、経理作業に関する知識はつけておいて損はありません。フリーエンジニアになる準備のために受けたセミナー参加費用、名刺の準備にかかったデザイン費や印刷代などは、開業届を出す前のことでも開業準備金というものに当てられます。フリーエンジニアの仕事場として重宝されているコワーキングスペースの利用料も、経費で処理できます。

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